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2011/05/08

色褪せた桃色施設を巡る旅 vol.6

目覚め。中程度の二日酔い。活動に大きな支障はないが、きつい。でも、楽しい酒の証。

この旅の完結の地、渋谷に赴く。人混みに目眩がする。いつきても変わらない。

自分会議で、二回目と三回目の公演を観劇することに、予定を微変更。
なぜなら、ある踊り子さんによると、ストリップにはリハはないらしい。
そして、まだ一回目はまだ体が固いとのこと。しかし、リハなしとはすごいライブだ。
より完成度の高いステージを観たいから、これからはデーゲームからナイター派に転向だ。

それまでは、ポラロイドカメラで街撮り。ポラロイドは、直感ですぐに作品となるところ、
そしてカメラの色の解釈が好き。ぼやけた淡い古物みたいな丸い感じが優しい。

そして、ストリップにはポラロイドショーという撮影タイムがある。
驚いたのが、東京ではデジカメプリントが主流になっていた。
ポラロイドの方が絶対に風情があると思う。ほんとに。
しかし、僕の人生はポラロイドに人並み以上に縁があるなあ。

そして、劇場すぐの噂に名高い名曲喫茶ライオンへ。圧倒される。
身の丈を越すオーディオシステム。曲紹介のアナウンス。進行プログラム。
もはや喫茶店でない。なんか別格の存在。建物の雰囲気も最高。
トイレ内のアナログTwitter(便所の落書き)が、思想バリバリで歴史を感じさせる。

腹ごしらえして、ビール買って、劇場に突入した。



劇場に潜入。
劇場は踊り子さんのプロダクションも兼ねていることが多い。
そして、この劇場の踊り子さんのステージに、僕はなぜか惹かれることが多い。
ただの偶然か、その謎はまだ解明できていない。でも、まだ3人。
あと一人現れたら、必然とみなし調査を開始しよう。
音楽でいうと好きなレーベルですね。

劇場内へ。まずは一階ロビー。ロビーが広い。お酒のラインナップがまたすごい。
ベルギービール、純米酒、日本の地ビールまである。
こんな劇場はじめて。快適に観劇できる気遣いを感じる。

ステージは地下一階。階段では、応援さんがステージに投げかける、リボンを巻いている。
観客が、ステージに参加できるのが、ストリップの大きな特徴のひとつか。
リボンさんの他にタンバリンさんがおられる。

そして、ステージへ。二回目の公演がまさに始まったところだった。

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