この旅では、20人の踊り子さんによるステージ、4つの劇場で観劇した。
数字というのは残酷だ。これは奇行と言わざるをえない。
今は日常に戻り、抜け殻のような心を抱えている。完全に風がやんだ。
心の感覚が戻るまで、意味とか、これからのことは考えないでおこう。
大きな声では言えない生涯初の生涯忘れることのない旅となった。
一見いかがわしさムンムンのストリップ小屋、その中を目を凝らすと色々な光景があって、
情がある実に人間くさい空間。
業界全体が衰退の一途をたどる中、頑張って長生きしてほしい。できれば僕の老後まで。
素敵なステージで魅せてくれた全ての踊り子さん、どうもありがとうございました。
そして、最高の酒空間にいざなってくれた、カルロス氏、T氏、酒場で出会った全ての人に最大級の感謝を！
この時間がなければ、旅で吸収した様々なエナジーに心が溢れダウンし、旅は早期終了していたと思われます。
また盃を交わしましょう。
ありもさま、名無しの観劇者と申します。お邪魔致します。
返信削除素敵な旅行記、拝読させていただきました。温かさの中にもほろ苦さが漂う、心に染み渡る名文で綴られた桃色施設の数々…。
そうなんですよね。スト劇場って、情があるんですよね。
体一つで観客と向き合い、汗を浮かべながら一生懸命に踊る舞姫の姿には、心を震わせ、胸を熱くさせる何かがあります。
これからもそうしたがんばる姿を見詰め続けていきたいと思っています。ぜひ地元・京都の劇場も応援してあげてください。今後ともよろしくお願い致します。
名無しの観劇者 さま
返信削除丁寧なコメント、どうもありがとうございました。
とてもうれしく思います。
そうですね。
芸を磨く踊り子さん、
情感たっぷりの笑顔の踊り子さん、
優しいまなざしのお客さん。
色々な人が織り成すとても人間くさい空間です。
そんなところに惹かれたのだと思います。
関西は劇場の数が減少しておりますが、
そのままの形で長生きして欲しいです。
友達を誘って見に行ったり、できる範囲で活動中
です。
こちらこそ、よろしくお願いいたします。